自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”
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更新日:2021年6月15日
未だ収束が見通せない新型コロナウイルス感染症ですが、当市といたしましては、これまでと同様、感染予防に係る呼びかけや働きかけを行いながら、市民の命と生活を守るべく、様々な施策を行ってきているところでございます。
まずは、収束に向け大きな効果が期待される新型コロナウイルスワクチン接種についてでございますが、ぷれすぽ胎内での集団接種は、予定どおり5月15日から開始しておりまして、6月10日時点では約4,000人が1回目の接種を受けており、既に2回目の接種を受けた方もいらっしゃいます。
また、中条中央病院での個別接種は、5月31日から開始しておりますが、同じく6月10日時点では約970人が1回目の接種を受けているほか、市内5つの個人病院や高齢者施設においても接種を実施しております。
集団・個別を含め現時点での接種予定人数としては、65歳以上の87パーセントに当たる約9,250人となっておりますが、全体では既に半数を超える接種実績に至っている状況でございます。
予約の段階では多くのご迷惑・ご面倒をおかけいたしましたが、幸い、これまで副反応等による救急措置が必要となったケース等はございませんし、キャンセルなどによりワクチンが余った場合には、集団接種会場従事者や福祉施設従事者等に接種する対応をとるなど、これまで滞りなく接種が進められてきております。
次に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業についてでありますが、先の臨時議会で補正予算の議決をいただき、それぞれの事業を進めているものの中で、既に進捗している主なものについて報告をいたします。
まず、商工業者への支援につきましては、店舗で販売する弁当等を半額で購入ができる「割烹仕出し等支援事業」を6月中旬から、1世帯当たり5,000円分の市内限定の商品券を配布する「地域応援券事業」については、7月1日からそれぞれ開始をする予定で準備を進めております。
また、「帰省自粛学生応援事業」についてですが、県外に住む胎内市出身の学生に寄り添い生活を支援すべく、ホームページを通じて受付を開始しておりますが、この事業を通じて当市を思い出してもらえるよう特産品を贈ることはもちろん、それを契機として、「たいないサポーターズクラブ」への入会の勧誘も併せて行っているところでございます。
また、コロナ禍の影響により厳しい経済状況の中での修学を余儀なくされている大学生等に、1人当たり20万円の支援を行う「学業継続支援事業」の受付を同様に開始いたしております。
さらに、「胎内市転入学生等支援事業」のうち、新潟食料農業大学の学生に対しても、市内の飲食店利用券又は市の特産品を7月から希望に応じてお渡しをする運びとなっております。
また、公共施設への検温のための非接触型カメラの設置につきましては、今月末までに設置工事が完了する見込みとなっており、その他の事業につきましても、鋭意準備を進め、それが整い次第速やかに実施してまいりたいと思います。
本年は、感染防止対策の徹底を図り、2年ぶりに開催をいたしました。ゴールデンウイーク期間中は悪天候が影響し、約3万1,000人と例年の半分程度ではありましたが、市内外から多くの方にご来場をいただきました。
今後もチューリップ生産者及び関係団体と協力しながら、市の特産品であるチューリップのPRにつながる魅力あるイベントとなるよう努めていきたいと思っております。
ご承知のとおり、4月から鍬江集落に新たに隊員を1名配置し、現在は、大長谷集落、坂井集落の隊員と合わせて3名が活動をしております。
大長谷集落では、集落の情報発信、地域の特色を活かしたサロンの開催などの活動等を実施しており、坂井集落では、里の駅「いちべえ」の運営、伝統芸能や地域活動の支援等を実施しております。
鍬江集落に着任した新たな隊員にも、これまでの隊員と同様、地域の活性化に向けて活躍してくれることを願っております。
今後も隊員たちの新たな目線で、地域の魅力が発見され、更なる活性化が図られていくことを期待しております。
本年10月からはマイナポータルで薬剤・医療費情報の閲覧が可能となることや、令和3年分の確定申告から医療費控除の手続が簡略化されるなど、行政の効率化と市民の皆様の利便性の向上につながるものとなりますことから、引き続き普及促進に努めてまいりたいと思っております。
4月1日に「一般社団法人みらいず」が、東本町地内に「高齢福祉分野の認知症対応型グループホーム」、「障がい福祉分野の日中支援型グループホーム」、「基幹相談支援センター」を併設した共生型の施設を開設いたしました。
この施設は、地域の皆様が誰でも集うことができ、有事の際は一時避難所として活用できる機能を備えた地域交流スペースも設けられるなど、多世代交流・多機能型の福祉拠点としての機能も併せ持っております。
市といたしましては、障がいのある方などが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、同施設と必要とされる連携を図っていかなければならないと思っております。
今月27日から毎週日曜日に、今ほど申し上げました「共生型福祉拠点施設まち・らぼ」を拠点として、「胎内市フードバンク協議会」が食料品の購入等でお困りのご家庭などに、皆様からお寄せいただいた食料品等を無償で配付する活動を開始する予定となっております。同協議会は、「一般社団法人みらいず」、「社会福祉法人胎内市社会福祉協議会」、「特定非営利法人ミンナのチカラ」の3法人で構成され、JA胎内市の協力もいただくこととなっております。
この様な活動が、市内でも行われることになったことは、大変喜ばしいことであり、市といたしましても、より効果的な活動が継続して行われ、支援の輪が広がっていくよう、同協議会と連携してまいりたいと考えております。
かねてからお話をさせていただいております、公立「日の出保育園」の民営化により、4月から私立「まごころ保育園ひので」として保育が開始されておりますが、保育士が変わることで在園児や保護者の皆様が不安や心配を感じることなく円滑な移行ができるよう、「日の出保育園」に勤務していた市職員の保育士2名を1年間配置するなどしながら、安心できる保育のサポートを行ってきております。
この他にも、市職員の保育士OBや3月まで会計年度任用職員として勤務していた保育士の方々等が、同園において勤務に携わるなどした結果、園児が全員元気に登園していると伺っております。
引き続き、公立・私立を問わず、各園が協働し、連携を図りながら保育を行っていくことができるよう取り組んでまいりたいと思っております。
現在、市で施工している市道である側道の改良工事が進み、徐々に現地でその形状が見えてまいりました。
かねてからお伝えしておりますように、令和4年度中の竣工を目指し、NEXCO東日本を始め、国や県などの関係機関との間で様々な協議・調整を行ってまいります。
コロナ禍で様々なことが制限されている中、音楽を通じて人と人とのつながりを生み出し、演奏を聴いた方に少しでも元気と希望を与えられたらというような願いを込め、6月13日からJR中条駅東西自由通路にピアノを設置することといたしました。
設置するピアノは、昭和43年から黒川保育園で使用され、近年は産業文化会館のリハーサル室で使用されていたものでございますが、6月13日には、この駅ピアノをお披露目する機会として「市民演奏会」も予定しております。
4月のリニューアルオープン以来、天気の良い週末などにはこれまで以上に多くのお客様においでをいただいておりまして、5月末現在の来園者数は約2万2,000人、売上は約1,090万円となっているほか、今年度から販売を開始した年間パスポート券は、同じく5月末現在で、既に約700人の方に購入いただいております。
平成29年度から進めてまいりました施設の改修工事につきましては、今年度中に行う予定の鳥の飼育舎の改修や駐車場の整備等も行う予定となっておりまして、間もなく本格的に整備が進められて、今年度中にそれらの工事を終了する予定としておりますが、今後もより一層市内外の方々から親しまれ、更には樽ケ橋エリアの観光や交流人口の拡大による地域活性化にもつながる施設となるよう、努めてまいりたいと考えております。
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