更新日:2015年10月7日
平成27年第3回胎内市議会定例会
<市政報告要旨>
平成27年第3回胎内市議会定例会(平成27年9月8日(火曜日)~10月7日(水曜日))
4 国勢調査の実施について
5 中条中央病院における磁気共鳴断層撮影装置(MRI装置)の設置について
6 日本海東北自動車道におけるスマートインターチェンジの設置について
7 胎内高原ワインについて
8 全国中学校体育大会への市内中学生の出場について
1 台風15号による稲作への被害及び今後の対応について
先月25日の台風15号の影響により、胎内川右岸から荒川左岸の間の一帯で被害が発生し、31日午後から市とJA胎内市、下越農業共済組合及び新発田農業普及指導センターで現地調査をおこなったところ、被害程度が軽微なものを除き、倒伏、白穂及び籾の脱粒等の被害が約90ヘクタールであったとの報告を受けたところであります。
市といたしましては、速やかに、被害状況の把握に努めるとともに、有効な支援策を講じてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
2 胎内市総合戦略の策定について
7月以降、総合計画策定審議会及び市役所若手職員で構成するプロジェクトチーム等で議論を重ね、人口ビジョン及び総合戦略の素案を策定いたしました。市議会の皆様には先般開催された全員協議会で、また、市民の皆様には今月1日から14日の間でご意見をいただいているところであります。
素案では、人口減少や少子高齢化による影響を抑えながら、将来にわたり活力ある地域を目指し、それを実現するための3本の柱として、「まちとそこに暮らす市民を支える働く場や安定した収入を確保する」、「“胎内”の名にふさわしい安心して結婚・出産・子育てができる環境を整備する」、「そこに暮らす人たちが幸せを感じ、市外の人を惹きつけるような充実した暮らしの舞台を整える」を基本目標として掲げているところであります。
今後、皆様からのご意見及び審議会の協議内容等を十分に踏まえて完成させ、市民、地域、団体、企業、議会及び行政等、市全体で共有し、目標の実現に向けて、ともに推進してまいりたいと考えております。
3 マイナンバー制度の施行について
いよいよ今年の10月から国民の一人ひとりに、12桁の個人識別番号が付番され、所得や納税実績・社会保障に関する個人情報を集約し、国民の利便性にも資する制度がスタートすることとなります。
具体的な手順として、初めに国から全国民への個人番号の通知と同時に、個人番号カードの交付申請書も併せて郵送され、その後、年明けの28年1月からは希望者に対して、氏名、住所、顔写真などが記されたICチップ入りの「個人番号カード」が発行される流れとなります。
ICチップ内に記録される電子証明書を用いることによって28年以降公的認証や様々なサービスを簡便に利用できることに期待が寄せられているところです。
4 国勢調査の実施について
本年10月1日を基準日に国勢調査が実施されます。今回の調査からパソコンやスマートフォンを用いた「インターネット回答」が可能となり、インターネットによる回答のなかった世帯にのみ紙の調査票を配付するという方法で行われます。
調査の実施に当たりましては、市報等を通じて広く市民に周知し、調査への協力をお願いしていくとともに、適正かつ遺漏のないように進めてまいりたいと考えております。
▲ページの先頭へ
5 中条中央病院における磁気共鳴断層撮影装置(MRI装置)の設置について
これは、市民が安心して生活できる地域にすることを目的に、市が中条中央病院における新機種の導入を支援し、実現したもので、7月下旬から診断・治療に活用されております。
また、導入を契機に、中条中央病院では、今月から脳ドックを開始いたしました。同病院では、本装置の調達財源が貴重な公金で賄われていることに鑑み、市民に対する医療サービスで還元したいという思いから、脳ドックの受診料金は、通常よりも低廉な料金の設定となっております。
今後、このMRI装置が近隣の病院や市内の医療機関の診療にも活用されることにより、更なる地域の医療連携が図られるものと期待しているところであります。
6 日本海東北自動車道におけるスマートインターチェンジの設置について
これまで市が要望してきた仮称胎内市スマートインターチェンジが国土交通省の準備段階調査箇所に選定され、7月には新潟国道事務所、県、市及びネクスコ東日本で構成する、「胎内スマートインターチェンジ準備会」を設置いたしました。
準備会では、株式会社クラレ新潟事業所及び株式会社新潟ジャムコにも出席いただき、物流効率化のため、設置を切望している旨の発言がなされ、今後関係機関との連携を一層強固にし、早期実現に向けて尽力してまいります。
7 胎内高原ワインについて
本年7月に山梨県で開催されましたジャパン・ワイン・コンペティション2015において欧州系赤ワインの部で銅賞2点、奨励賞1点、白ワインの部においては、2点が銅賞を受賞いたしました。
白ワインの部での受賞は今回が初めてであり、赤白両部門において受賞できたことは販売戦略を検討する上で非常に優位であり、今後も高品質でブランド力の高いワインづくりを進めてまいりたいと思っております。
▲ページの先頭へ
8 全国中学校体育大会への市内中学生の出場について
今年度は、中条中学校の柔道団体が男女とも、柔道個人では男子1階級、女子5階級が、また築地中学校のソフトテニス女子個人がそれぞれ全国大会に駒を進めました。
当市の子どもたちが全国レベルの大会に出場し、経験を積むことは、大変喜ばしいことであり、今後も更に活躍してくれることを期待しているところであります。
▲ページの先頭へ