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新潟県 胎内市

自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”

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更新日:2016年1月7日

冬季研修

 胎内昆虫の家では、冬季休館中に応援団スタッフの研修を実施しています。

 今年はこの研修を開始して2年目のシーズンに入りました。

 1年目の基礎の上に、さらに応用的な知識・実技を勉強します。

 一般の参加者と一緒に勉強をしますが、その場に甘んじないで、より高みを目指してください。 

2回目

 冬季研修の2回目は、冬の昆虫を見つけ出す観察会を実施しました。

 冬の昆虫をうまく見つけだすには、どのようなことに気を留めるといいのでしょう。

 何か特別な方法があるのでしょうか。

昆虫を見つけよう

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 当日は、さいわいにも天候に恵まれ、野外での観察会を実施しました。

 昆虫館から胎内平へと登っていく、つづら折りの雪道を、かんじきを付けて歩いて行きます。

 冬の森は、ひっそりとしていて、ちょっとした物音が響きます。

mushimegane

 寒さが厳しい季節、多くの昆虫たちは姿を隠して冬眠中です。

 でも冬にしか見られない昆虫や、冬眠中のようすも観察できます。

 雪の上に何かいるかな。

 虫めがねをかざしてのぞき込みます。

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 胎内平へと続く雪道では、自衛隊の雪上訓練が行なわれていました。

 スキーで滑った後を一団は歩いて行きます。

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 陽も差してきました。 

 散策途中、葉を落とした雑木がありました。

 観察しやすい位置にちょうど小枝を張り出しています。

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 この落ち葉の集まりは何かの巣でしょうか。

 1枚1枚ていねいにめくっていきます。

 何が出てくるかな。

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 虫めがねで見ることによって、肉眼とはまた違う世界が拓けます。

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 ミドリシジミの仲間の卵を探します。

 このチョウの仲間は研究が進んでおり、卵の表面の構造や樹木のどこにどのように産卵するか、種類によって違うことがわかっています。

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 カギシロスジアオシャクの幼虫です。

 オサムシは成虫、アゲハチョウは蛹、カブトムシは幼虫、赤トンボは卵など。

 寒さ、乾燥の厳しい冬を、昆虫たちはさまざまな姿で過ごします。

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 あ~っ、楽しかった。

 観察会の間、何とかお天気も持ちました。

 無事に昆虫館に戻ってきました。

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 研修室で観察会のまとめを行ないました。

 冬でもいろいろな昆虫が見られましたね。

 そのあと、飼育室でカブトムシの幼虫の世話をしました。

お問い合わせ

教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家

新潟県胎内市夏井1204-1

電話番号:0254-48-3300

insectm@city.tainai.lg.jp