自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”
文字サイズ
ホーム > 暮らしのガイド > 教育・文化・スポーツ > 文化 > 胎内昆虫の家 > 胎内昆虫の家応援団スタッフ2014 > 冬季研修
ここから本文です。
更新日:2016年1月7日
胎内昆虫の家では、冬季休館中に応援団スタッフの研修を実施しています。
今年はこの研修を開始して2年目のシーズンに入りました。
1年目の基礎の上に、さらに応用的な知識・実技を勉強します。
一般の参加者と一緒に勉強をしますが、その場に甘んじないで、より高みを目指してください。
冬季研修の2回目は、冬の昆虫を見つけ出す観察会を実施しました。
冬の昆虫をうまく見つけだすには、どのようなことに気を留めるといいのでしょう。
何か特別な方法があるのでしょうか。
当日は、さいわいにも天候に恵まれ、野外での観察会を実施しました。 昆虫館から胎内平へと登っていく、つづら折りの雪道を、かんじきを付けて歩いて行きます。 冬の森は、ひっそりとしていて、ちょっとした物音が響きます。 |
|
寒さが厳しい季節、多くの昆虫たちは姿を隠して冬眠中です。 でも冬にしか見られない昆虫や、冬眠中のようすも観察できます。 雪の上に何かいるかな。 虫めがねをかざしてのぞき込みます。 |
|
胎内平へと続く雪道では、自衛隊の雪上訓練が行なわれていました。 スキーで滑った後を一団は歩いて行きます。 |
|
陽も差してきました。 散策途中、葉を落とした雑木がありました。 観察しやすい位置にちょうど小枝を張り出しています。 |
|
この落ち葉の集まりは何かの巣でしょうか。 1枚1枚ていねいにめくっていきます。 何が出てくるかな。 |
|
虫めがねで見ることによって、肉眼とはまた違う世界が拓けます。 |
|
ミドリシジミの仲間の卵を探します。 このチョウの仲間は研究が進んでおり、卵の表面の構造や樹木のどこにどのように産卵するか、種類によって違うことがわかっています。 |
|
カギシロスジアオシャクの幼虫です。 オサムシは成虫、アゲハチョウは蛹、カブトムシは幼虫、赤トンボは卵など。 寒さ、乾燥の厳しい冬を、昆虫たちはさまざまな姿で過ごします。 |
|
あ~っ、楽しかった。 観察会の間、何とかお天気も持ちました。 無事に昆虫館に戻ってきました。 |
|
研修室で観察会のまとめを行ないました。 冬でもいろいろな昆虫が見られましたね。 そのあと、飼育室でカブトムシの幼虫の世話をしました。 |
お問い合わせ
教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家
新潟県胎内市夏井1204-1
電話番号:0254-48-3300
insectm@city.tainai.lg.jp