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更新日:2014年6月2日
胎内昆虫の家のトンボ池で、今の季節にみられるトンボたちを紹介します。 撮影日:2014年 5月28日
・シオヤトンボのオス 夏になる前から現れる、池沼に生活している止水性種。 オスは白い粉をふいたように青白っぽい体色をしています。 なじみのあるシオカラトンボより若干小さく、ずん胴でかわいらしい、あいきょうのある体形をしています。 |
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・シオヤトンボのメス メスは麦わら色をしています。 別種かと思ってしまいますね。 成熟する前の若いオスも、メスと同じような色合いをしています。 |
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・シオヤトンボの交尾 水辺の草や岩に静止して、あるいは飛翔しながら、オスとメスとがつながります。 |
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・エゾイトトンボのオス おもに寒冷地にみられるイトトンボで、エゾ(蝦夷)は主産地の北海道の古い呼び名に由来するものでしょう。 新潟県、特に県北部では低標高地にも生息しています。 |
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・エゾイトトンボの連結 前方に位置しているのがオスで、後方がメスです。 メスの前胸部を、オスが尾端で把持して連結します。 オスが鮮やかな水色なのに対して、メスは一般的に若草色をしています。 産卵の際に、草やぶに紛れ込んで天敵の眼をのがれる戦略でしょうか。 |
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・エゾイトトンボのオス 鮮やかな水色が映えます。 初夏のさわやかな風とまぶしい日差しのなか、水辺でトンボたちのようすをそっとうかがっていると、時刻の経つのも忘れます。 |
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・コサナエのオス トンボ池で夏の初めに現われるサナエトンボのなかまです。 腹部を日差しの方に向けて、身体に受ける日射を調節しているのでしょうか。 |
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・クロスジギンヤンマのオス 素早く飛翔し続けていて、うまく写真を撮れませんでした。 でも胸部の黄緑色と腹部基部の水色が見えます。 観察会で、どなたか見事なショットを撮影されることを期待しています。 |
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・ヨツボシトンボのオス 翅に黒い星のような紋があります。 身体は毛深く、枯れ草色をしていて、緑色の葉よりは枯れた前年の葦などに止まることが多いようです。 |
お問い合わせ
教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家
新潟県胎内市夏井1204-1
電話番号:0254-48-3300
insectm@city.tainai.lg.jp