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更新日:2020年4月11日
近年、環境問題に対する国民の関心が高まる中、農業生産全体の在り方を環境保全を重視したものに転換していくとともに、地球温暖化防止や生物多様性保全に積極的に貢献していくため、環境保全に効果の高い営農活動に対して支援を行うものです。
地球温暖化とは、二酸化炭素やメタン、亜鉛化窒素などの温室効果ガスの濃度増加により、地球の表面温度が上昇することを言います。
近年様々な防止策が挙げられていますが、その一つとして、農業を行う中で地球温暖化を防止し環境を保全することができるのです。
地球温暖化が及ぼす影響
人が生きていくために欠かせない衣食住は、様々な生物によってできています。その生物がさらに複雑かつたくさんの種類となっていくことは、さらなる生活の向上や難病を治す薬が開発される可能性へと繋がります。
しかし反対に、その多種多様な生き物が減り、種類、数ともに減少することは、私たちの生活基盤に大きな影響を与えます。より豊富な種類の生き物が安定して生活することができるようにするのが、生物多様性保全です。
商業利用のための乱獲等によって多くの生物が減少・絶滅しており、それによって生態系ピラミッドに綻びが生じていきます。
全国にある集落とその周辺農地、雑木林、ため池、小川等の里地里山の環境が人の減少により廃れていき、今まで手入れされていた自然環境が乱れていきます。それに伴い生態系バランスが崩れ、絶滅や新たな環境を求めて里に下りてくる等、様々な可能性が考えられます。
ブラックバスやアメリカザリガニ等の外来種が日本に持ち込まれ、日本原産の生き物が捕食されたり、住処を奪われる等して減少・絶滅しています。
上でも述べられていますが、地球温暖化も生物多様性にとって問題となります。地球の平均気温が1.5~2.5度上がると生物の絶滅のリスクは20~30%高まると言われています。
平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | |
取組総面積 | 11,824a | 11,360a | 8,394a |
取組者数 | 20名 | 21名 | 15名 |
有機農業 | 928a | 900a | 900a |
カバークロップ(緑肥)の作付け | 113a | 113a | 113a |
堆肥の施用 | 2,544a | 3,319a | 1,827a |
冬期湛水管理 | 8,239a | 7,028a | 5,554a |
お問い合わせ
農林水産課農産振興係
新潟県胎内市新和町2番10号
電話番号:0254-43-6111
noushin@city.tainai.lg.jp