自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”
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更新日:2014年9月30日
応援団スタッフは、採集会で採集技術を学ぼうとがんばっています。
補虫網・水網・三角紙・ペットボトル・トラップなどを駆使して、昆虫たちを追いかけます。
昆虫だけではなく、草花や風景なども楽しみ、野山を駆けまわります。
昆虫採集は、私たちの身のまわりの自然を理解する第一歩かも知れません。
採集をするためには、まず昆虫たちの習性を識らなくてはなりません。
川沿いや草原など、どのような場所で、どのような草花に、季節は、1日の内の何時くらいに、どのような昆虫がやってくるのか…。
昆虫たちとの知恵比べです。
昆虫採集をとおして、私たちは自然の奥深さを垣間見ることができます。
6月22日(日)、胎内平で応援団スタッフの採集会を実施しました。
梅雨の季節で、残念ながら天候には恵まれませんでしたが、初夏の胎内平での散策をたのしみました。
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昆虫の家に9時30分に集合。 注意事項やコースの説明のあと、胎内平の駐車場で出発の準備をしました。 足元を整えて、雨も落ちてきそうだったので雨具も用意しました。 お弁当と、もちろん虫とりあみも、しっかりと携えます。 |
胎内平の自然を紹介している森林研修館の見学をすませたあと、玄関前でパチリと記念撮影。 参加者は、こどもスタッフ6名を中心に、親御さんや大人スタッフ11名です。 新潟市からの参加者もおられます。 |
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道路わきの大きな岩。 胎内周辺によく見られる波石のひとつです。 海底での堆積物が、地殻変動によって褶曲し、見事な波模様を描いています。 大昔の大地の躍動を今に伝えてきます。 |
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尼池にたどり着きました。 池の際の木立には、モリアオガエルの卵塊が蓄えられていました。 よく見渡してみると、水面上に突き出た大きなミズナラの、はるか頭上にもたくさんの泡がぶら下がっていました。 |
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長靴を履いて、池の中を水網ですくいました。 メススジゲンゴロウ、カラカネトンボ・コサナエの幼虫などのほか、イモリやオタマジャクシも捕れました。 曇り空でしたが、池のふちをなわばり飛翔しているヤンマも見られました。 |
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池の際でお昼休憩。 そよ風がわたり、小鳥の鳴き声が聴こえる自然の中での昼食は、しあわせなひと時です。 会話も弾みます。 |
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昼食休憩の後、胎内平の中心部へ。 樹幹に仕掛けておいたトラップに、ミヤマクワガタが来ていました。 小型のオス1頭だけでしたが、この天気のなか来集していたのは奇跡的です。 |
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雨が強くなってきました。 採集もそこそこに、黙々と歩を進めます。 胎内平中心部へと駆け上がるつづら折を進んでいきます。 |
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胎内平の森の中を抜け、ようやく天文館へ到着しました。 雨具を脱いで、一息つきます。 |
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望遠鏡の設置してあるドームで、太陽のもろもろを紹介していただきました。 雨が降っていたので、実際には観測できませんでしたが、望遠鏡を動かしていただいたり、ドームの屋根を少しだけ開けていただきました。 とても大きな望遠鏡でした。 |
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ドームの望遠鏡の見学の後は、ワークスペースで工作を愉しみました。 つくったのは紙トンボ。 最後はみんなで飛ばしてみました。 今回の報告にあたり、写真は応援団スタッフの布川拓男さんに提供をしていただきました。 また、荷物を運搬してくださったり、救急係などを引き受けてくださったみなさま、どうもありがとうございました。 |
お問い合わせ
教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家
新潟県胎内市夏井1204-1
電話番号:0254-48-3300
insectm@city.tainai.lg.jp