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更新日:2024年3月7日
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスの接触感染、飛沫感染、空気感染による急性の全身感染症で、海外における流行が報告されています。今後、輸入症例や国内における感染伝播事例の更なる増加が懸念されます。
麻しんは非常に感染力が強く、免疫のない方が感染するとほぼ100%発症します。確実に免疫を得るためには、予防接種が望ましいとされています。
通常、1回の予防接種で95%の方が免疫を獲得します。
2回の接種が必要な理由は、(1)1回目の接種で免疫がつかなかった人にも免疫をつけるため、(2)1回目の接種でついた免疫が減衰した人の免疫を強固なものにするためです。
予防接種を受けた人は、発病しても軽症で、発疹も少ない特徴があります。また、麻しん患者に接触した場合も、接触後3日以内であれば、緊急予防接種により発症を予防できる可能性があります。
麻しん風しん混合(MR)ワクチンを無料で2回接種できます。
1回目は1歳児、2回目は小学校入学前年度の1年間(いわゆる年長児)です。
対象年齢になったらなるべく早めに予防接種を受けましょう。
定期予防接種の接種対象でない方は、任意で予防接種を受けることができます(費用は全額自己負担)。麻しんにかかったことがなく、予防接種を受けたことがない方や、接種歴が不明の方は、かかりつけ等の医療機関にご相談ください。ワクチンの取り扱いの有無については、医療機関によって異なりますので、事前に問い合わせが必要です。
一部の医療機関や検査機関では、免疫の有無を調べる抗体検査についても相談が可能です(費用は全額自己負担)。
注意:麻しんのワクチンは生ワクチンのため、妊娠中の方は予防接種を受けることができません。また、妊娠可能な人が予防接種を受ける場合、接種後2か月は避妊が必要です。
お問い合わせ
健康づくり課
新潟県胎内市西本町11番11号(ほっとHOT・中条内)
電話番号:0254-44-8680
genki@city.tainai.lg.jp