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新潟県 胎内市

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更新日:2023年6月16日

令和5年第2回胎内市議会定例会

<市政報告(全文)>

令和5年第2回胎内市議会定例会(令和5年6月9日(金曜日)~6月27日(火曜日))

1 新型コロナウイルスの感染防止対策について

2 豪雨災害の復旧状況について

3 高病原性鳥インフルエンザの発生と対応について

4 胎内DEERSとの包括連携協定の締結と、アメリカンフットボールの公式戦について

5「のれんす号」予約センター兼待合室の移転について

6 地域おこし協力隊の状況について

7 まちづくり協働座談会の開催状況について

8 一般廃棄物最終処分場の候補地について

9 スマートインターチェンジの開通について

10インバウンド需要の喚起について

1 新型コロナウイルスの感染防止対策について

 先月8日から感染症法上の位置づけが5類に変更されたことに伴い、感染防止対策は主体的な判断を尊重し、個人や事業主の自主的な取組を基本とする方向へと転換しておりまして、市役所庁舎内においてもマスクを着用している来庁者に応対する場合や特定健診等に従事する場合を除き、基本的にマスクを着用しないこととする等、平時の対応へと移行しております。
 なお、重症化リスクが高い方が多く集まる高齢者施設への訪問時や医療機関受診時等の様々な場面において注意すべき事柄等につきましては、市報やホームページ等を通じて、適宜情報の提供を行ってまいりたいと考えております。

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2 豪雨災害の復旧状況について

 市道及び河川につきましては、第1回定例会でご報告して以降、先月末までの間で工事が完了した箇所は19か所増えて、89か所、現在、工事中の箇所は9か所、今後、工事を発注する箇所は7か所となっております。
 農地、農業用施設につきましては、これまで、被災した地区の方々と話合いを行いながら、優先順位を定めつつ、復旧工事を進めてまいりましたが、被災したほ場のおよそ4割が既に本復旧を完了し、残りの6割についても、ほぼ作付けが滞りなくできるよう仮復旧を完了している状況です。
 仮復旧箇所と今季、作付けをしないと申出のあった未復旧箇所については、来季に向けて本復旧を完了させるべく、秋の刈取り後に工事を進めてまいります。
 また、農道や水路等につきましても、耕作管理の支障にならないよう順次復旧を行ってまいることとしております。

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3 高病原性鳥インフルエンザの発生と対応について

 去る、3月5日から3月11日までの1週間に市内2か所の採卵養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが連続して発生いたしましたが、1例目につきましては、約68万羽、2例目につきましては、約33万羽の鶏の殺処分のほか、殺処分された鶏や卵、飼料などの埋却、農場の清掃、消毒等の作業が行われました。
 このたびの防疫措置等につきましては、県と連携を図りながら、市民に不安を与えることがないよう対応を尽くし、早期に収束に至ることができましたが、近隣市町村から派遣された職員、自衛隊、関係団体などの皆様に、この場をお借りして感謝を申し上げますとともに、今後、何とか有効な防疫対策を見い出していけるよう努めていかなければならないと思っております。

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4 胎内DEERSとの包括連携協定の締結と、アメリカンフットボールの公式戦について

 かねてより、胎内DEERSには災害復旧やイベントへの参加、市のPRなど様々な場面で協力をしていただいてまいりましたが、4月にはまちづくりや地域活性化に向けて、より緊密で効果的な連携を図っていくことができるよう、包括連携協定を締結いたしました。
 これにより、お互いに無理なく柔軟な関係性を構築するとともに、胎内DEERSに様々な場面で参画していただきながら、市内ではアメフトの認知度が高まり市民ぐるみで応援できるような共創、共に創る営みが育まれていくことを願っております。
 去る、先月6日には市内初の公式戦が開催されました。あいにくの天候ではありましたが大変多くの皆様に本市を訪れて、知っていただく良い機会になったと感じております。
 なお、後ほど提案理由でも申し上げますが、当市を通じて胎内DEERSを応援したいという企業からいただいた企業版ふるさと納税の寄附金を活用して、胎内DEERSの活動を後押しするとともに、市民一丸となって応援すべく補助金を交付することとして、所要の経費を補正予算に計上いたしております。

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5 「のれんす号」予約センター兼待合室の移転について

 利用者の利便性向上や予約受付業務と運行業務の一元化による業務効率化を図るため、4月1日から、これまで本町通りにございました予約センター兼待合室、通称「のれんす処」の予約センターを株式会社中条タクシーに、待合室を中条駅観光交流室に、それぞれ移転をいたしました。
 現在のところ、大きな混乱もなく、待ち時間に中条駅観光交流室において販売している物産品を買い求める利用者も見受けられるなど、今後、駅の活況につながることを期待しているところではございますが、いずれにいたしましても、引き続き利用者の利便性の向上に配慮していきたいと考えているところであります。

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6 地域おこし協力隊の状況について

 今年度、新たに4人の隊員を招致し、現在、5人の方が胎内市地域おこし協力隊として活動を行っております。
 新たな隊員は、鍬江集落に居住して中山間地域の交流促進を担当する隊員、鼓岡集落に居住して移住促進を担当する隊員と、坂井集落に居住して農業と地域振興を担当する隊員のほか、前山台に居住してフルーツパークにおけるぶどうづくり・ワインづくりを担当する隊員というような内訳となりますが、それぞれが高い志をもって都市地域から胎内市に移住されてきておりますので、今後、地域の一員として、地域の活性化に貢献してくれることに期待を寄せております。

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7 まちづくり共同座談会の開催状況について

 今年に入り、1月に下高田自治会、2月に旧柴橋小学校区の15集落、4月には柴橋のサロングループ「此の木会」の皆様と「まちづくり協働座談会」を開催し、空き家の活用や集会施設の在り方、世代間交流など、各団体で考える地域課題や日々お感じになられている事柄について意見交換を行っているところででございまして、市民の皆様と膝を交えて話し合える機会が少しずつ戻ってきていることを喜ばしく思っております。
 今後も、商工業者の方々などとの座談会が予定されているところでございますが、引き続き様々な方々から意見を聴き、共にまちづくりを考えていく機会を設けられるよう進めてまいりたいと考えております。

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8 一般廃棄物最終処分場の候補地について

 一般廃棄物最終処分場につきましては、令和11年度の供用開始に向け、現在、設置者である新発田地域広域事務組合が、次の建設候補地の選定を含む基本構想の策定作業に着手をしております。
 候補地として、胎内市船戸地内にある日本海東北自動車道建設当時の土取場の跡地が1つの候補として挙げられておりまして、今後、建設地として適しているのかの調査が実施されることになりました。
 そこで、先般、船戸集落及び隣接するつつじが丘集落で住民説明会が行われましたが、市といたしましても、地域住民の皆様と十分な意思疎通を図りながら調査に協力してまいりたいと考えております。
 調査結果につきましては、秋頃に判明する見込みでございますので、その際には改めて報告させていただきたいと思います。

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9 スマートインターチェンジの開通について

 ご承知のとおり、胎内スマートインターチェンジにつきましては、平成30年8月に設置の許可がなされてから、約4年半にわたり整備を進めてまいりましたが、3月26日に開通記念式典を行い、供用が開始されて以来、多くの方々に利用いただいております。
 今後、更に利用者数の増加を図るため、国交省及びNEXCO東日本と連携しながら、様々な利用促進策を進め、本市の産業や観光の更なる振興につなげるべく引き続き注力してまいりたいと考えております。

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 10 インバウンド需要の喚起について

 新発田市、聖籠町との定住自立圏の取組を通じて、観光誘客、宿泊予約促進を図ってまいりましたが、新潟と台湾を結ぶ直行便の突如の運航停止や長引くコロナ禍の影響等で予定されていたツアーの組立てが全て中止せざるを得なくなるなど、非常に厳しい状況が続いておりました。
 そのような中ではありますが、この春には同路線における直行便の運航が再開されたことに加え、日本の水際対策も緩和されたことから、低迷を余儀なくされてまいりましたインバウンド需要を再び喚起させたいと考えております。
 具体的には、今月下旬に、トップセールスとして、私が新潟県への訪日外国人旅行者が多い台湾に赴き、台湾からのツアーの企画につながるよう、観光誘客の道筋を整えてまいりたいと考えておりますし、その他、定住自立圏による連携事業として、海外の旅行事業者から当地を視察してもらうことなども併せてインバウンド需要の喚起に引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
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お問い合わせ

総合政策課企画政策係

新潟県胎内市新和町2番10号

電話番号:0254-43-6111

kikaku@city.tainai.lg.jp